System Center 2012 Virtual Machine Manager からHVホストの電源を操作してみる。(HP ILO100)

まいど。
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数年前から1.2万で手に入るサーバーが一部で話題ですが
HP Proliant ML110 G6 or G7には一昔前まで追加で数万円していた
ILOというリモート管理機能が標準で搭載されています。

上記G6とG7で搭載されているILOのバージョンが違いますが
大体以下のような事が出来るものです。
※すべてブラウザでアクセスした画面になります

  • 物理サーバーの電源をweb画面経由で操作できる。
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  • 電源電圧や内蔵FANの回転数など色々なセンサー情報表示
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  • システムイベントログの確認
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  • またILOの追加ライセンス(Advanced license)を購入することで
    リモートデスクトップ接続のような感じで物理サーバーを起動した際のBIOS画面から操作できるようなります
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    ※JAVAのメッセージ部分に実際のホストPCでコンソール画面が表示される内容が表示される。

     

---------- ここから本題 -----------

SystemCenter 2012 Virtual Machine Manager(以降 VMM)の
ファブリック管理画面で物理サーバーを選択すると
リボンの「ホスト」に以下のような項目が表示されます。
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「シャットダウン」ではホストOSのシャットダウンシーケンスが走ります。
起動してるOSにシャットダウンコマンドを送ればいいだけなので仕組み的には簡単でしょう。

「電源オフ」と「電源オン」がありますね。。。
通常であれば物理サーバーをシャットダウンしてしまったら、サーバーの電源ボタンを押して起動する必要がありますが、サーバーにILOが搭載されていると前述のとおりブラウザ経由で物理サーバーの電源を制御できます。ILOに内臓されたWebService的API経由で別のアプリから電源の制御を行ったりも出来るようになります。

リボンに項目があるという事はVMMからリモート管理ツール経由で電源の制御ができるということですねー。

■物理サーバーへリモート管理の為のILOのアドレスを設定する。

  1. VMMのファブリックの管理画面で「サーバー」→物理サーバーを選択
    右側の「ホスト」に表示されている物理サーバー名を右クリックし「プロパティ」
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  2. 「ハードウェア」→「BMC設定」→「この物理コンピューターは、次の設定でOOB 管理用に構成されています。」にチェックを入れる。
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  3. OOB電源管理構成プロバイダーは
    「IntelligentPlatform/Data Center Management interface(IPMI/DCMI)」を選択
    「BMC のアドレス」にILOの管理画面に接続する際のIPを入力する。
    ポートは規定のまま「623」 実行アカウントはILOにデフォルトで設定されているAdminを
    実行アカウントとして設定
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  4. 「OK」で設定完了。

○物理サーバーのシャットダウンを試して見る。

  1. ILO管理ページで確認すると
    「Power Status: ON」となっており、VMM上でも全ての「ホストの状態」が「OK」になっています。
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    ※ILO
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    ※VMM
  2. ホストを右クリックし「シャットダウン」をぽちっとな。
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    以下のような確認メッセージが表示されます。気にせず「はい」
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  3. ホストの状態が「停止中…」になりシャットダウンジョブ実行中になりました。
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    そのまま待っているとホストの状態が「要注意」になり、ジョブの状態が「失敗」になってしまいました。
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    この状態でILOのページを確認してみると「Power Status: OFF」となっており物理サーバーの電源はちゃんと落ちている事がわかります。
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  4. 状態が「要注意」になってしまった理由
    「○2」でシャットダウンを実行した時に、対象のホストをメンテナンスモードにしていなかった為
    VMMはこのホストがまだ起動しているはずと認識しており
    定期的に実行されるゲストOSのプロパティ確認でジョブが失敗してしまっているせいです。
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    この時点でメンテナンスモードへの変更が出来ないのでシャットダウンする前に
    メンテナンスモードへ変更しておくことを忘れないようにしましょう。

■物理サーバーの起動

  1. この時点でのVMMとILOのステータス表示
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    ※ILO
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    ※VMM
  2. ホスト名を右クリックし「電源オン」
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  3. 起動ジョブが実行され、ホストの状態が「開始中…」になる
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    ILOの電源ステータスについてはOS等は関係なく、純粋に電源がONかOFFの状態表示なので
    この時点でILOのステータスは「ON」に変わっています。
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    ホストOSの起動が終わると、ホストの状態が「OK」になりました。
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これを上手に使い。
ゲストOSが全て常にフル稼働では無い時は、Performanceに問題無いLvで
ゲストを集約させて、開いたサーバーをシャットダウンすることにより
今流行の節電ができたりします。

以上

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