System Center Orchestrator の runbookを作ってみる

まいど。
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System Center Orchestrator のrunbookについて書いてみる。
各Activityの詳細についてはSystem Center-Orchestrator-Activityカテゴリでまとめ中なので参考にどうぞ。

  • Orchestratorで出来ること
    工数を無視すれば大体の事はできますw
    というのは半分冗談で、追加IP等を入れる前提のほぼコーディングレスで以下のような事ができます。
    ・SCSMのリクエストからVM(Hyper-V、VMWare等)を作成し完了をメール
    ・SCOMで特定のアラートが上がったらSCSMへ起票、問題無い物なら自動クローズ
    ・開発し運用されているシステムの不具合や要望等をSCSMで起票してもらい、承認フローを通し承認されたものをTFSの作業項目として追加
    ・運用関連の定型業務をrunbook化し作業工数の削減
    ・TFSで自動Build→VMMでテスト環境展開→プログラム展開→テスト→各ログ収集+OpsMgrでPfLog等収集→TFSへ書き出し
    ・ADへのuser作成→グループへの追加→Exchangeメールボックス作成
    ※FIMほど万能ではないです。人事情報を元にルールでグループへの追加等のIDM的な使い方の場合はFIMの方がいい
    ・Win2012限定、ゲストOSのストレージプール空き容量が減ってきたら新規Diskを追加

    などなど。。。指定のサーバーへPowerShell、cmdやWMIQuery等もできるのでコーディングできれば殆どの事ができてしまいます。
    最初の「工数を無視すれば大体できる」的なのはあながちウソじゃないです。

  • RunBook Designerを起動してみる
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    他のSystem Center製品と比べると結構地味な感じです。
    右側にあるのがActivityと呼ばれる物で色々な種類があり、runbookにD&Dして必要な情報を入力するだけで各種処理を行ってくれます。
    デフォルトでは9個のグループしかありませんが、IPを追加しているのでたくさん表示されてます。
  • とりあえず簡単なrunbookを作ってみる
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    左のツリーで”Runbooks”を右クリックし”New…”の”Runbook”を選択。
    (フォルダが色々ありますが、お好みで作ってOKです)
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    空の”New Runbook”が作成されました。
    あとはここに左のActivityをポンポンと置いてつなげていくだけです。

    お試しという事で以下のような物を作ってみようと思います。
    1.Txtファイルにあるサーバー名一覧を取得
    2.各サーバーのCドライブの空き容量を取得
    3.「1」のテキストファイルに追記

    で、出来たものがこれ。\(^o^)/
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  • 各Activityのプロパティ
    Activityをダブルクリックするとプロパティが表示されます。

    ■Read Line – テキストファイルからホスト一覧の読み込み
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    テキストファイルのパスと、文字コードを指定。

    ■Get Disk Space Status – 指定したコンピュータのDiskSpaceを取得
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    取得したホスト名一覧から、Cドライブの容量を取得。
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    別のActivityで取得したデータを使用する場合は、テキストボックスで右クリックし”Subscribe”の”Published Data”を選択。
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    使用する項目を選べば上画像のような文字列を生成してくれます。

    ■Search And Replace Text – テキストファイルを指定した文字列で置換
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    同じように各項目を埋めていく。
    ファイルパスと検索するテキストは最初に取得したActivityから。
    置換文字列は”<最初に取得したホスト名> : <取得した空き容量> GB”で
    生成すると「{Line text from “Read Line”} : {GB Available from “Get Disk Space Status”}GB」
    という形式になります。

  • テスト実行してみる
    ※セルフポータルに公開しないだけで、実際に処理は行われます。
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    ”Runbook Tester”を起動する。
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    ※実行前のテキストファイルはこんな感じ。
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    左上の”Run”をポチっとな。
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    ”Log”に各Activityの実行結果が表示されていきます。
    ・テキストファイルからホスト一覧を取得(4ホスト分1回)
    ・各ホストの空き容量を取得(4ホスト分4回)
    ・各ホストの空き容量をテキストファイルに書き出し”置換”(4ホスト分4回)
    エラーなく終了しているのでテキストファイルをみてみると
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    ホスト名の右に空き容量が追記されました\(^o^)/

  • 簡単な処理ならコーディングレス
    他のActivityも大体こんな感じなので、コーディングレスで色々な処理を自動化することが可能です。
    デフォルトのActivityは汎用性の高い物が多いので、特定サーバー製品の作業等は追加のIPを入れる事で対応できます。
    ・TFS
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    自動ビルド、作業項目追加等
    ・Active Directory
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    ユーザーアカウント作成、グループ作成等
    ・各System Center製品
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    各種情報取得・書き出し等
  • ・VMWare
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    VM作成等
    ・Exchange Server
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    メールボックス有効・無効化等

    各Activityの設定方法やIPの追加については暇をみて書いていく予定です。
    今回はここまで~

以上ヾ(‘ω’)ノ゛

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1 Response to System Center Orchestrator の runbookを作ってみる

  1. ピンバック: Unlimited Root » OrchestratorのActivity[System:Run .Net Script]

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